聖霊降臨(No.2)

アイキャッチ用 田中神父の今週の糧

先週から「堅信の秘蹟」を受ける準備のための勉強会を始めました。そのため第一として、イエスさまの教えられたように「聖霊に対するお祈り」をすることの大切さを述べました。今日はその2番目です。

(2)使徒行録は最初の聖霊降臨について、次のように記録しています。イエスさまの御昇天を見送った後「彼らは町に入ると、泊まっていた“高間”にあがった。それはペトロ、ヨハネ……。彼らは皆婦人たちや、イエスの母マリア、およびイエスの兄弟たちとともに、心を合わせて、ひたすら祈っていた」のです。

私は聖書のこの箇所を読むといつも思い出すのは、カナの婚礼です。ヨハネは「三日目にガリラヤのカナで婚礼があり、イエスの母がそこにいた。イエスも弟子たちもその婚礼に招かれていた。」と書きます。このあとせっかくの宴会にブドウ酒がきれるというピンチをマリア様の言葉で、「水をブドウ酒に変える最初の奇跡」が行われます。公生活最初の奇跡として、主役はあくまでもイエス様です。でもヨハネは「イエスの母がそこにいた」と、なにか奇跡を行われたのはイエスさまだが、「もしマリア様いらっしゃらなければ、どうなったのか分かりませんよ」とでも言いたい感じです。

マリア様は、十字架の下にも立たれました。十字架は(ヨハネ19:25)イエスさまの「救いの業」の大切な場面です。万事控えめのマリア様ですが、イエス様にとっても、教会にとっても大切なときにはいつもマリア様が現れます。

どうか、堅信の秘蹟を受けられる人達にとっても、教会にとっても大切な今度の堅信式に、その準備の段階からマリア様と一緒にお祈りしながら迎えるようにしたいと思います。

堅信の秘蹟は、私たちの心に消えない霊的しるし(カラクテル)を残します。そのしるしとともに、マリア様と一緒に堅信の秘蹟を準備したということで、マリア様にとっても「大切な思い出のしるし」になることを心から願っています。

「イエスの母がそこにいた」私たちの堅信の秘蹟も是非そうでありたいと思います。

主任司祭 田中次生

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