司祭年にあたって(No.5)

アイキャッチ用 田中神父の今週の糧

免償について幾人かの信者さんから質問があったので、もう一度考えます。特にどんなお祈り、信心業で「免償」を受けることができるのかとの質問です。カトリック中央協議会の『カトリック教会の教え』にこう書いてあります。

部分免償

(1)「父と子と聖霊のみ名によって。アーメン」と唱えながら、十字架のしるしをする。
(2)お告げの祈り、アレルヤの祈りを唱える。
(3)念祷(黙想)をする、説教を聞く、聖体訪問、カトリック要理の勉強、聖書通読を行う。
(4)個人でロザリオを唱える、など。

全免償

(1)少なくとも30分間、聖体訪問して黙想する。
(2)少なくとも30分間、聖書を読む。
(3)少なくとも3日間、黙想会に参加する。
(4)「十字架の道行」を行う。
(5)共同でロザリオの祈りを行う。
(6)指定された大聖堂、教会堂、巡礼地へ巡礼する、など。

全免償のためには、次の基本的な条件を満たすことが必要。

(1)その業の前後の数日(ないしは数週)の間に「ゆるしの秘蹟」にあずかる。
(2)聖体拝領をする。
(3)教皇の意向のために祈る。(主の祈り、天使祝詞、栄唱、信仰宣言など)

教会の宝――イエスさまの贖いと功徳、マリアさまとすべての聖人たちの祈り、善業、功徳が収められている「宝庫」を、キリストから与えられた権威によって、教会は開き、分配するのである。

主任司祭 田中次生

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